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多文化共生プロジェクト「となりのムスリム 食べたら友だち」を開催しました

2025年12月15日 地域交流

11月12日(水)、札幌大学において、多文化共生プロジェクト「となりのムスリム 食べたら友だち」を開催しました。本イベントは、ムスリムの方々と地域住民、行政、学生が食を通じて交流し、相互理解を深めることを目的に実施したものです。

当日は、ムスリムの方々、地域住民、豊平区および札幌市の職員、市議会議員、他大学の参加者25名に加え、小笠原はるのゼミナールの学生および有志学生25名が企画?運営チームとして参加し、総勢50名が集いました。会場では食卓を囲みながら、笑顔と会話が行き交い、文化や暮らしへの理解を深める温かな交流の時間となりました。

イベントは、日本語と英語によるプレゼンテーションから始まり、イスラム文化に関するクイズや、「ムスリムと学生が日常生活で感じている困りごと」の共有を行いました。その後、参加者は8つのチームに分かれ、ハラール対応のコロッケ、ダーパンジー、ガパオライスの3品を協力して調理しました。初対面同士であっても、声を掛け合いながら作業を進める中で自然と会話が生まれ、和やかな雰囲気のうちに料理が完成しました。

参加者の声

〈地域住民〉
「ムスリムの文化や生活習慣を知らなかったけれど、体験を通して理解が深まりました。和食もハラール対応できると知り、驚きました。学生がつなぎ役となってくれたおかげで、普段できない経験ができました。このような交流の場をもっと増やしてほしいです。」

〈ムスリムの方々〉
「普段はコミュニティ以外での交流が少なかったが、学生や地域の人たちと関われてうれしかった。」
「学生が私たちを理解しようとして、このような場をつくってくれたことがありがたい。」
「ムスリムだからではなく、一人の友だちとして一緒に料理をつくることができ、その気持ちが温かく心に残った。」

〈学生〉
「自分から動けば、つながりが生まれると実感できた。」 「属性ではなく、名前でつながることの大切さに気づいた。」 「相手の立場を体験することで、価値観が広がった。地域や行政と協働し、共生に向けて自分にもできることがあると感じた。」

学生たちは、ムスリムや地域住民の立場を「体験」することを通じて、多文化共生を自分事として捉える学びを得ました。食は文化を象徴するだけでなく、暮らしや価値観に触れる入口であり、対等な協働の場を生み出します。

札幌大学は今後も、社会とつながる「接点」を創出し、互いに支え合いながら学び合う多文化共生の実践を後押ししてまいります。

※本企画は、「澳门金沙城中心7年度『ありがとうの交換。』活動支援金」の助成を受けて実施しました。

問い合わせ先

企画部 地域連携課
TEL:011-827-5877

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